天返神社と名田河♪
徳島県名西郡神山町にある「神山森林公園」から見た神山町広野の五反地の集落です♪
手前の谷が「名田河」となります(^^~
「道は阿波より始まる」の「櫛名田姫」から流用させていただきます・・・(^^~
有名な大蛇退治はこの地、以津毛(いづも)、鮎喰川(アクイガワ)上流にまつわる伝説で、「くし名田比売(なだひめ)」の「くし」はくしぶる高千穂、くし渕などと同様の古語で、まがりくねるとか、非常に変化に富む地形を述べる場合に使用される形容詞です。
古代神山(かみやま)への陸路は、以津からの道は現在の一宮(いちのみや)町赤坂を経て、広野に出ます。重量物の運搬は水路舟を利用、神代山分と海路をむすぶ重要な港の一つでした。その途中に名田河(ナダコウ)があります。河は川ではなく、谷を挟んだ高地の表現で、阿波では「山河内」「赤河内」「佐那河内」「名田河内」の如く、そのような地形の土地に、全県にわたり付けられています。この名田河の比売がくし名田比売で殯宮(もがりのみや)跡と思われる場所には多数の石碑が立てられ、古えには古寺があった様子です。
鮎喰川から名田河へと入ってすぐに神社がありました♪
長い石段がありました!!
「雨返八幡神社」
神山町阿野字雨返64番地
祭神 誉田別命 足仲津彦命 息長足比売命 大日孁命
由来・沿革 創建年代不詳。「寛保神社改帳」に「広野村雨返名八幡宮神主同村十太夫相果雇太夫ニ而
相勤申候」、「阿波志」に「八幡祠広野村雨返にあり」とある。
「神山町史」より。
本殿の横には多数の祠がありました♪
本殿です♪
若葉がきれいでした\( ^ o ^ )/
秋の紅葉の時もきっと見事でしょうネ♪
「天返神社」(八幡神社に合祀される)
須佐之男命と櫛名田比賣の出会いの場と推定される。
雨返は天返しの意で出雲と高天ケ原との境を示す地名と考えられる。
記紀では高天ケ原のことを「天」とも「天ノ原」とも表わしているが、これよりすぐ下流に入田町天ノ原があり、上流には須賀山がある。
「大嘗祭」の「阿波に秘められた古代史の謎」より引用。
最初に登ってきた石段とは別に、神社の正面に石段がありました(^^~
鳥居には「八幡神社」としか書かれていませんでした!!
写真を撮っていたら、地元の方が軽トラで境内に来て落ち葉の掃除を始めました!!
神社について尋ねてみましたが・・・いくつかの神社が集めて祀られているとしかわかりませんでした(^^~
天返神社からさらに奥へ行きました!!
名田河から須賀山の方向を見ています♪
(*⌒▽⌒*)♪
神社で教えてもらったので、無事「お堂」にたどり着けました(^^~
ここに「板碑」があります!!
「名田河の板碑群」です!!
これだけ「板碑」があると見事です!!
徳島県は「板碑」が多い事で有名です♪
これも「三波川帯」の「結晶片岩」が採れるからです♪
これが「板碑」です♪
(*⌒▽⌒*)♪
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