神仕組み令和の日本と世界 日月神示が予言する超覚醒時代 Kindle版
東西文明の興亡に「800年」という規則正しい周期があることを発見したのが、故・村山節先生です。この説については、拙著『日月神示・完全ガイド&ナビゲーション』でも紹介しましたので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、もう一度ここでこの説を取り上げてみます。 村山先生によれば、過去6000年の間、東洋の文明と西洋の文明は、互いに入れ替わるように、興亡を繰り返してきています。
一つの文明の興隆から崩壊までの期間が、だいたい800年かかります。そして次の主役にバトンタッチして、およそ800年間沈滞した後、また興隆が起こるのです。つまり、全体の文明周期は、約1600年ということになります。村山先生は、一つの文明のサイクルを1CC(Civilization Cycle)と呼びました。 文明には、一人の人間の一生のように、あるいは1年の四季のように、幼年期(冬)、少年期(春)、青年期(夏)、壮老年期(秋)があります。いかなる文明も、1600年の歳月をかけてこのように栄枯盛衰を繰り返すのです。 ここで重要な点が二つあります。一つは、東の文明が盛んな時は、西の文明は低迷しており、西の文明が栄えている時は、東の文明は没落している、ということです。 もう一つは、東西の文明がクロス(交差)する時期、つまり、東または西の文明が勃興してくる時と、西または東の文明が沈み行く時が重なり合う時点で、必ず世界的な大動乱が起きているということです。 この大動乱期に起きる事変とは、文明の崩壊や民族大移動といったものです。また、この東西文明の「クロス期」は、ほぼ百年間に及ぶことがわかっています。 そしてこのパターンは、可能な限りさかのぼることのできる6000年の人類史において、一つの例外もないといいます。 本当にそうなのかどうか、ざっと概観してみましょう。 まず、今から800年前のことになりますが、この時期には東の文明の崩壊が起きています。西暦1200年から1300年にかけて、チンギス・ハンとその息子、その孫と三代にわたり、タタール、アルタイ高原の民族群が大移動したのです。 それよりさらに800年前は、西の文明が滅び行く時です。西暦400年~500年のクロス期には、かの有名なゲルマン民族の大移動が起きています。 さらにさかのぼること800年前、紀元前400年から同300年の頃は、東の文明の崩壊期にあたります。中国およびインドの古代文明、アッシリア、ペルシャ文明がみな滅んだ時で、日本では縄文時代が終焉を迎え、弥生時代に移行しています。 またさらに800年前、紀元前1100年から1200年というのは、中央アジアよりアーリア民族がエーゲ海やエジプト方面に大乱入した時期です。この時、エジプト文明、エーゲ海文明、ヒッタイト文化など、西の文明が滅んでいます。
さらにそれより800年前、紀元前2000年から1900年のクロス期には、シュメール文明とインダス文明が最期を迎えています。紀元前2300年から栄えたインダス文明は、蛮族の襲来により紀元前2000年頃に全滅、シュメール文明もまた同じ時期に全滅しています。
今、人類の歴史は、前回起きた文明のクロス期からちょうど800年を迎えています。ルネッサンス、大航海時代以来、400年にわたり栄華を極めたヨーロッパ=アメリカ文明は、すでに没落トレンドに入っているわけです。これに代わって、また東の文明が台頭してくることになります。 つまり、私たちはまさに今、文明の崩壊や民族大移動をともなうような世界的規模の大変動が100%の確率で起こる時期の真っ只中にいるわけです。 実際にどのような事態が起こるかということは、1600年前に起きたことを見ればだいたい予想がつくのだそうです。この時の文明興亡のパターンは、西の文明が没落し、東の文明が興隆していく時ですから、今のパターンと同じになります。 村山先生によれば、このたびの文明交代期は、2000年から2100年の100年間かけて起きるということになりますが、1600年前の交代期が、西暦400年から500年にあたるところ、実際には西暦375年のフン族の大移動に端を発していることから、今回の交代期は1975年から2075年までに起こるだろう、としています。
〔魂の叡智〕日月神示 完全ガイド&ナビゲーション Kindle版
中矢伸一 (著)
中矢伸一著『魂の叡智 日月神示 完全ガイド&ナビゲーション』より
歴史的大転換期に「神示」は降りる
日本の歴史において、神はその時々に応じて託宣を与えてきたのだが、とくに重要な神託あるいは神示というものは、歴史的な時間軸の中で大きな変革の節目に遭遇し、社会的な大変動が差し迫った時、あるいは起こっている時に、降ろされる傾向にあるようである。 現代の日本は、一見泰平に見えるかもしれないが、じつは、巨大な変革の波が、すでに押し寄せている。東西の文明が八百年の周期を以て交代していることを発見した村山節氏によれば、大航海時代から栄えてきた西洋文明は、今完全に没落トレンドに入っている。一方、長い冬の時代にあった東洋文明は興隆トレンドにあり、春の時代を迎えており、ちょうど東西の文明周期がクロスする時期に遭遇している。 この東西文明のクロス・ポイント、すなわち衰退していく文明の波と興隆してくる文明の波がクロスする時に、それまで栄えていた文明の崩壊や、戦争などの大きな動乱、民族の移動といった大変動が起きている。 今からおよそ八百年前、西暦一二〇〇年から一三〇〇年にかけては、ジンギスカンとその息子、その孫の三代にかけて、タタール、アルタイ高原の民族群が大移動している。またこの頃には、十字軍の遠征が数度にわたって行われ、キリスト教とイスラム教が衝突している。 そこからさらに八百年前の、西暦四〇〇年から五〇〇年には、かのゲルマン民族の大移動が起こっている。日本では、弥生時代から古墳時代を経て、飛鳥時代が始まろうとする頃である。神武天皇と同一視される向きもある崇神天皇はこの時期に実在したとされる天皇で、先に述べた倭迹迹日百襲姫に神託が降りた話は、このクロス・ポイントで起きたと考えられる事変である。 そのさらに八百年前の、紀元前四〇〇年から同三〇〇年は、東の文明の崩壊期にあたる。中国古代文明、インド古代文明、アッシリア・ペルシャ文明といったものが、すべて滅んだ時で、古代ユダヤ文明や、フェニキア・カルタゴ文明も、ほぼ同時期に滅んでいる。日本では縄文時代が終焉を迎え、弥生時代に移行している。 またさらに八百年前、紀元前一一〇〇年から一〇〇〇年のクロス期には、エジプト文明、エーゲ海文明、ヒッタイト文明が全滅している。さらに遡ること八百年、紀元前二〇〇〇年から一九〇〇年には、シュメール文明とインダス文明が滅んでいる。 このように、八百年ごとに訪れる東西文明のクロス期には、必ず大激変が起こっている。それは、過去六千年の人類史の中で、一度の例外もないのである。 ジンギスカンの時代からちょうど八百年後にあたる現代は、八回目の大激変期に遭遇している。それは、東西文明の交代期であり、これまで栄華を誇っていた西のヨーロッパ=アメリカ文明が没落し、東のアジア文明が興隆してくるクロス・ポイントでもある。 アメリカ合衆国に代表される西洋文明は、季節で言えば晩秋であり、最後のあだ花を咲かせている。文明周期説から言えば、アメリカは衰退することになる。というより、現実問題として、もう崩壊がハッキリ目に見えてきたと言えるだろう。 村山氏によれば、このたびの文明のクロス期は、西暦二〇〇〇年から二一〇〇年にかけて起こるのだが、一六〇〇前の交代期を見ると、西暦四〇〇年から五〇〇年に起きたゲルマン民族の大移動が、正確には西暦三七五年のフン族の大移動に端を発していることから、今回の交代期も二十五年繰り上げて、一九七五年から二〇七五年にかけての百年間となるだろうと予測している。 繰り返すが、この文明周期説で重要なことは、クロス期には必ず大きな変動が起きるということである。 こういう時期に、神示が降りないはずはない。 日月神示の伝達が始まったのは、一九四四年のことである。もう六十年も前のことではないかと思われるかもしれない。しかし、歴史的な時間軸の中では、昨日のことも同然である。 神はすでにこの地球規模の大激動が起こることを見越して、計画的に「神意」を伝えてきたのだ。
むらやまみさお
東洋の文明と西洋の文明は、800年ごとに交代していた。
アジアを主体とする東の文明と、 欧米を主体とする西の文明は、
一定の波動パターンを描きながら栄枯盛衰を繰り返してきた。
東西の文明周期がクロスする時には必ず世界的な大動乱が起こっており、
過去6000年の人類史において一度の例外もない。
そしてまさに現在われわれは、このクロス期の真っ只中にいるのである。
(村山節著 『文明の研究』 光村推古書院)
〔魂の叡智〕日月神示 完全ガイド&ナビゲーション Kindle版
中矢伸一 (著)
古代メソポタミア文明
世界史
転換期
(都市毎の司祭者と貴族の文明)
(特に霊的文明)
各文明の著しい特徴→
14 はじまる
東の文明
理論上の
豊かな三日月地帯と 転世
メソポタミアでの 換界
期史
文明の開始
原始エジプト文明
転換期
世界史
エジプト古王国
31 30
29
アッカド
28
インダス文明
___27_
22
23
エ
25
24 L
トの
Axis
↑ 西の文明
40
灌漑農業
シュメールに
38
37
39 38 37
エジプト
金属器時代に入る
36
36 35
はじまる
灌溉農業
ナイルに
33
32
35 34 33 1
原始シュ
都市の形成
32
29
31
30
動乱エジプト衰退す
外国人侵入
絵文字印章あらわる
28
27 26
ユ
メ
都市国家群
はじまる
25
ル
楔形文字
24
文明
23 22 21
バビロニア
21
(司祭者王権の文明)
エジプト及びエーゲ文明
20 19
1 18
17
T 16 T
中国に文字あり
エジプト新王国
15
片文明
ヒッタイト文明
14
13
エジプト王国
(鉄文化)
20 19 18 17 16 1
大動乱 アーリア人大移動
アーリア人インド侵入
(欧州)
アジア
未開時代
14 L
13
転換期
世界史
期史
ギリシャ文明・ロー
(市民共和制・・・.. 大帝国)
ローマ帝国文明
ローマ共和制
ギリシャ文明
4
1
2
3
T21
ローマ帝国全盛
ヘレニズム
西曆紀元
(美術、芸術の隆昌)
転換期
世界史
転世
5~13世紀ア
*ジア極東文明
転世
換界
期史
ヨー
衰亡期
六朝美術
56
インド美術・文字
唐
8
9
7
ササン朝
古代インドネシア
10
11
中央アジア文化
9 1
10
67
中央アジア
8
欧州中世
キリスト教
東西に分裂
五胡十六国時代
世界動乱 民族大移動
ゲルマン民族群(西)
五胡十六国(東)
クーシャン帝国
2
ア中世紀
世仏教中国伝来
カニシカ王
世界動乱 民族大移動
アレキサンデル大王(西)
匈奴その他(東)
秦天下統一(中国)
グレコ・バクトリア王国(中ア)
5
アンコール
12
ノルマン移動
十字軍時代
平安 北宋 南宋
12
ルネッサンス
13 14
T 16
1 15
T
13 14
- 産業革命
世界侵略
アアメリカ発見
世界動乱 ジンギスカン回教徒
民族大移動 十字軍
オスマン・トルコ(東)
(学術、科学技術、 機械と工業化)
ーロッパ文明
17
工業と科学
転換期
18 19 20
21
米文明/
ソロン立法
7
9
欧州未開時代/
8
-第一オリンピア
フェニキア文字、ギリシャに伝わる
アジア方面
大 動 乱 不詳民族大移動
ドーリア人達バルカンに
ア
ジア
▽ 文明
世界史
転換期
世界史
(宗教教義の組織化)
ゾロアスター教 ユダヤ教義
古代中国哲学・インド各宗教 転
古代アジア文明
周
メソポタミア 中央アジア 中国 インド
段 アッシリア
12 11 10 7
9
ユダヤ文明
12 11
8
NT
フェニキア人西方進出
(中ア) スキタイ文化
ペルシャ
転換期
世界史
世界動乱 民族大移動
匈奴その他(東)
ギリシア興隆
アレキサンデル大王(西)
21
22
23
24
T
25
未
来
26
27 28
日本戦国時代
<世界動乱?.
・中国革命(一九四九)
17 18
ア没落時代
-明治維新 (一八六八)
| 22 | 23 |
24 L
25
26 27 28
アジアを主体とする東の文明と、 欧米を主体とする西の文明は、一定の波動パターンを描きながら栄枯盛衰を繰り返してきた。 東西の文明周期がクロスする時には必ず世界的な大動乱
が起こっており、 過去6000年の人類史において一度の例外もない。 そしてまさに現在われわれは、このクロス期の真っ只中にいるのである。 (村山節著 『文明の研究』 光村推古書院)
しており、過去6000年の人類史において一度の例外もない。 そしてまさに現在われわれは、このク
ロスの真っ只中にいるのである。 (村山節著 「文明の研究」 光村推古書院)
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