2024年4月21日日曜日

【祝詞】稲荷さまの祝詞は、幸せ呼ぶ祝詞① 稲荷大神秘文|あいの鎮守の森の系譜【五十猛命さまがルーツ?】

【祝詞】稲荷さまの祝詞は、幸せ呼ぶ祝詞① 稲荷大神秘文|あいの鎮守の森の系譜【五十猛命さまがルーツ?】

【祝詞】稲荷さまの祝詞は、幸せ呼ぶ祝詞① 稲荷大神秘文

見出し画像

画像

わが家の神棚は、伏見稲荷系、
竹駒稲荷の御宮です。

ルーツのことで、お話いたしましたが、
父方、母方、主人の家も、
稲荷と深く関連しています。
毎日、祓詞、大祓詞のほか、
いろいろな祝詞も奏上いたします。

画像

画像

主に、古神道祝詞集の中の祝詞を
奏上しています。

父方祖母は、明治生まれ。
数々の言葉を残していますが、

50年以上前に、
このような言葉を残していました。

晴れ男女は、稲荷 拝め

雨男女は、龍神 拝め

風男女は、天狗 拝め

この言葉を、2008年に、
楽天ブログをしていた時に出しましたら、
あっという間に、ネット上に広がり、
今や、「わたしが出した」と、
この言葉をわが物のように
扱っております。
でも、これは、
三島由紀夫の実家に奉公に行きました
祖母が、自然信仰を学び、
得たものなんです。

もうひとつ。

不動産を所有した者、
経営する者は、

稲荷 拝め、お不動さん 拝め

お稲荷さまは、
稲を象徴する穀霊神・農耕神。
特に、大都会、東日本では、
屋敷神としても信仰されているものです。
東北では、農家に限らず、
風習の残る家では、一般のお宅でも、
庭に、「お明神さま」と言って、
小さな祠を建て、
祠に対のお狐さまを
お祀りしているところもあります。
わたしの実家もそうなんです。
会社の敷地に、
祠を建てるところも多々あります。
稲荷神は、江戸時代ごろから、
ご利益が、
五穀豊穣、一粒万倍であることから、
商売の神様、最近は、金運の神様などとも
言われております。
神棚のあるお宅は、普通は、
一社宮、三社宮などを置きますが、
わが家は、ご先祖さまの信仰されていた、
竹駒稲荷さまを、あえて置いております。

祖母は、
会社を経営する者、不動産を得た者は、
稲荷神社の参拝を欠かさず、
不動産という名前の通り、
仏様は、不動明王さまを拝みなさい、
さすれば、繁栄し、災いは防げる、と
申しておりました。

古神道祝詞集より、稲荷さまの祝詞を、
いくつか、ご紹介いたします。

画像

稲荷大神秘文

稲荷大神さまのご神徳を讃え、
日々の守護を祈願する秘文です

夫神(それかみ)は

唯一にして御形(みかた)なし

そもそも神は唯一であり、姿はない

虚にして霊有(あり)

実体はない、御霊である

天地(あめつち)開闢(ひらけ)て 此方(このかた)

天地開闢してから今まで

国常立尊を拝し奉(まつ)れば

国常立尊を拝して奉り続けて

天(あめ)に次玉(つくたま)

地に次玉(つくたま)

人に次玉(やどるたま)

それが、天地人

すべてにおいて、その霊威が宿っている

豊受の神の流(ながれ)は

宇賀之御魂命
(うがのみたまのみこと)と

生出(なりいで)給ふ

豊受大神さまの流れは、宇迦之御魂命さまとなって顕れた

永く神納成就なさしめ給へば

悠久の時が過ぎ、神の計画が成就したならば

天(てん)に次玉(つくたま)

地に次玉(つくたま)

人に次玉(やどるたま)

天地人 すべてにおいて、
その霊威は宿るであろう

御末(みすえ)を請(うけ)
信ずれば

その神々さまの請願を受けて信仰すれば

天狐(てんこ) 地狐(ちこ) 
空狐(くうこ)

赤狐(しゃくこ)  白狐

●天狐 1000~3000歳未満

人間に憑りつくことができる

天狐に憑りつかれた人間は、
言い当てることができる

神通力が備わる

●地狐 101~500歳

一般的な、妖狐

仙術の修行をしていない野狐は、ここまで。

修行を終えた善狐は位が上がる

●空狐 3000歳以上

霊的な存在、最上位

御先稲荷では、天狐より格下

「オサキ」とは、狐の憑きもので、
白狐で善狐

●赤狐 

「せきこ」

●白狐 (氣狐)

501~900歳

稲荷神社で祀られる

位によって、尾が、1~9本

稲荷の八霊五狐(はちれいごこ)の

神(しん)の光の玉なれば

稲荷神の八霊、五狐神の光の玉であるから

誰(たれ)も信ずべし 心願を以て

信じなさい。心願をもって

空界蓮來(くうかいれんらい)

さすれば、全宇宙に伝わり広がり

高空(こくう)の玉

高空に光の玉が顕れる

神狐(やこ)の神(しん)

その光の玉は、神狐の中の神である

鏡位(きょうい)を改め

鏡は正しい向きにして

神寶(かむたから)を以て

七曜九星 (しちようきゅうせい)

二十八宿 (にじゅうはっしゅく)

當目星(とめぼし)

有程(あるほど)の星

至宝を捧げもって

ありとあらゆる星の中に、目当ての星がある

探しなさい

私(わたくし)を親(したし)む 
家を守護し

わたしにいつも寄り添ってください

家を守護してください

年月日時(じつじ) 
災(わざわい)無く

夜(よ)の守り、日の守り

いかなる時も禍なく

夜も、昼もお守りください

大成哉(おおいなるかな)

賢成哉(けんなるかな)

稲荷神の霊威とは

なんと、大いなるものであろうか

賢く素晴らしいものであろうか

稲荷秘文(いなりひもん)
慎み白(まお)す

稲荷秘文 慎み申し上げます

0 件のコメント:

コメントを投稿

メイス - Wikipedia

メイス - Wikipedia 日本において、槌を武器として使用した記録は、『 日本書紀 』 景行紀 12年条に、碩田国直入県(現 大分県 直入郡)の禰疑野に住む土蜘蛛を倒すために、 椿 の木で槌を造り、強兵に授け、次々と打ち破らせたと記述され、一面血だまりになったことから、当時...