2025年2月10日月曜日

建国者がなぜ二人いるのか?/きーさんと語る日本古代史の謎01

19:35

参考、
徳島の式内社、御間都比古(みまつひこ)神社について:
「観松彦」という個性的な名は、第五代孝昭天皇の諱(いみな)として記紀に明瞭である。そのことを読み取ったのが機内説で知られる内藤湖南京都大学教授である。以下、同博士の「徳島一瞥」から。

 《…日本の上古の天皇の中に孝昭天皇の御名を観松彦香殖稲尊と申し上げる。其の時分の天皇の御名は、多く其の居られた所とか…に関係を有って居る。…此の観松彦といふ御名は余り大和の土地関係が無い。所が阿波の国には式内の古社に御間都比古神社といふのがある。…兎に角日本の古史で観松彦といふ御名を有って居られる方が外にない所を見ると、孝昭天皇の御名も或は此の美馬郡若しくは御間都比古(みまつひこ)神社に関係を有って居られはしないかと考へられる。》
(内藤湖南全集第十二巻・筑摩書房・明治四十二年)

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