勾玉
多くは、Cの字形またはコの字形に湾曲した、玉から尾が出たような形をしている。丸く膨らんだ一端に穴を空けて紐を通し、首飾りとした。孔のある一端を頭、湾曲部の内側を腹、外側を背と呼ぶ。多くは翡翠、瑪瑙、水晶、滑石、琥珀、鼈甲で作られ、土器製のものもある。青銅などの金属製も存在するが、数は非常に少なく、青銅製は2013年1月時点で4例しか存在しない[1]。 純金で装飾されている金の勾玉は、和歌山県和歌山市の車駕之古址古墳(しゃかのこしこふん)で発見された1例のみであり、現在は、和歌山市立博物館にて展示されている。
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