沖縄の方言は3母音が基本になっています。3母音では「あ音」「い音」「う音」の3つしか使用しません。これを便宜的に「アイウイウの法則」と定義します。「あいうえお」は「あいういう」、「かきくけこ」は「かきくきく」、「さしすせそ」は「さしすしす」に変換されます。
https://ameblo.jp/nansou-heike/entry-11244582390.html
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「 アイウイウの法則 」とは?
現在の日本語は5母音ですが、沖縄の方言は3母音が基本になっています。3母音では「あ音」「い音」「う音」の3つしか使用しません。5母音の言葉を3母音に変換するには、ローマ字に変換して、「E」を「I」に、「O」を「U」に置き換えることにより、簡単に変換することができます。これを便宜的に「アイウイウの法則」と定義します。「あいうえお」は「あいういう」、「かきくけこ」は「かきくきく」、「さしすせそ」は「さしすしす」に変換されます。「こころこめて」(KOKORO KOMETE)は「くくるくみてぃ」(KUKURU KUMITI)になり、「島人の宝」は「NO」が「NU」で「島人ぬ宝」になります。「沖縄」(OKINAWA)は「沖縄」(UKINAWA)で、「大和」(YMATO)は「大和」(YAMATU)になり、
「阿蘇」(ASO)は「阿蘇」(ASU)に変化します。「具足」(GUSOKU)は「具足」(GUSUKU)で、「風」(KAZE)は「風」(KAZI)です。
沖縄の映画に「ナビィの恋」というのがありますが、これは 鍋(NABE)おばあさんがナビィ(NABI)に変化しました。
実は、古代日本語は3母音だった形跡があります。古事記に出てくる「豊浦宮」は5母音では「トヨラノミヤ」と読みますが、3母音に変換すれば「ツゥユラ(トユラ)ヌミヤ」と読めることがわかります。他の文献にも「トユラ」や3母音と思われる表記を見ることができます。その後、日本本土では5母音化が進んでいきましたが、沖縄ではそのまま3母音が残ったものと考えられます。
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