猿楽塚古墳(東京・代官山)
現存する区内唯一の高塚古墳で、渋谷区指定文化財となっています。古墳時代後期の6~7世紀に造成された円墳が2基あり、このうち高さ約5m、直径約20mの大型のものが「猿楽塚」と呼ばれ、あたりの地名の由来となっています。「去我苦塚」として「江戸名所図会」にも記載されているなど、古くから知られた名所でもあります。現在その塚頂には1920(大正9)年に創建の祠が鎮座しており、2002(平成14)年に「猿楽神社」として宗教法人化。地域の方に親しまれています。天照皇大神、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、猿楽大明神、水神、笠森稲荷が祀られています。
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