神宮外苑の樹木の伐採、変更案の2月提出見送り 三井不動産「しっかり見直している」:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/310907
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都は「既存樹木の保全の検討結果はいまだ示されていない」として、伐採を始める前に保全の具体策を示すよう事業者に文書で求めた。
神宮外苑の樹木の伐採、変更案の2月提出見送り 三井不動産「しっかり見直している」
東京・明治神宮外苑の再開発を巡り、事業者が2月29日に開かれる東京都の審議会に、伐採する樹木の本数削減を盛り込んだ環境影響評価(アセスメント)書変更届を提出しなかったことが明らかになった。提出は3月以降となる見通し。
◆審議は3月以降に後ずれ、承認までは伐採せず
事業者代表の三井不動産の担当者は22日、「しっかりと見直しを行っているため。具体的な提出時期は未定」と説明。審議会で認められるまでは、3メートル以上の高木の伐採に着手しない考えを改めて示した。
事業者は昨年3月に神宮第二球場の解体工事を始め、樹木の伐採を9月以降に始める予定だった。だが、都は「既存樹木の保全の検討結果はいまだ示されていない」として、伐採を始める前に保全の具体策を示すよう事業者に文書で求めた。事業者は新たに樹木保全策の検討を始め、審議会への提出時期は昨年末から年明けとしていたが、さらに後ずれした形だ。
都が22日に公表した29日の都環境影響評価審議会の総会の議題に、神宮外苑の再開発は含まれなかったことから分かった。審議会の総会はおおむね月1回開かれている。(三宅千智)
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