| ||||||||||||||||||||||||
個人的にも面白そうだったので元の論文を見てみました。結論から言えば「原楔形文字」という用語の解釈に鍵がありそうです。私の理解ですと、「原楔形文字」以前に物品の数量や種類を表した「トークン」という体系があり、トークンと楔形文字的な絵文字を併記したものが「原楔形文字」......の、ような印象があります(あまり自信なし)。
でもって元論文の図2(元ツイのリプ欄から飛んでください)を見ると、今回話題になっているものはメソポタミアのものでいうと図中のAやBに近いって言ってるんですよね。これはむしろトークンっぽくて、一般的に「原楔形文字」って言われてるのはCやDだと認識してます。元の論文ではトークンも含めて全部「原楔形文字」って言ってるっぽい感じがします(たぶんearliestという形容詞がトリック)。実際論文中にはこの意味でのtokenって単語は使われてなさそうです。
なので、「紀元前8000年-3500年くらいに使われていた水準のものがもっと前からあった」が正確な理解じゃないでしょうか。少なくとも「楔形文字と同じ水準のものが4万年前からあった」と理解してしまったら完全に間違いなのですが、そういう誤読を呼びやすい論文概要になってますね。
0 件のコメント:
コメントを投稿