珍敷塚古墳
横穴式石室がある円墳の装飾古墳。奥と右側の壁のみが残されています。壁画は保存施設内にあり、見学が可能。内部見学は、うきは市教育委員会に事前申し込みが必要です。 種別:国指定史跡 築 : 古墳時代後期(6世紀) ※見学 毎月1回、第3土曜日公開、公開日の5日前までに要事前予約 団体の場合は1週間前に電話予約が必要
"ご来福"で願いを叶えよう
昭和25(1950)年、採土工事中に発見された古墳。最大の特徴は奥の壁に描かれた壁画で、古代人の信仰思想の一端を伺い知ることができる貴重な資料となっています。奥壁の壁画の左上には大きな同心円文(1つの中心を元に複数の円を組み合わせた文様)が、その下にはゴンドラ形の船が描かれています。その船の舳先(へさき)には鳥が止まっており、櫂を持つ人物が船を操る姿が見えます。中央には、死者を守るためなのか、弓矢が入った靭(ゆぎ 矢を入れ、腰につけて持ち歩く筒形の容器)が3個並んでおり、大きなわらび手文(ワラビの形に似た渦巻状の文様で、呪術的な図文と考えられている)が左の靭の間から描かれています。また、右端の靭の隣には弓と盾を持った人物が。その下には古代中国で月を表す図文であるといわれるヒキガエルが2匹描かれ、上のヒキガエルの横には小円文があります。
このように、この古墳の壁画には、葬られた人物が太陽の輝く陽の世界から月を支配する陰の世界へ、鳥の導く船で現世から来世へと旅立とうとする姿が表現されているといわれています。
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