2024年12月19日木曜日

阿波忌部の讃岐国への入植とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書

阿波忌部の讃岐国への入植とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書

阿波忌部の讃岐国への入植

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 01:52 UTC 版)

穀(かぢ)や麻の栽培など農業すぐれた天日鷲命祖神とする阿波忌部氏は、吉野川上流域から三好市池田町猪ノ鼻峠越えて讃岐平野まで入植した前述式内社大麻神社」の社伝には、「神武天皇時代当国忌部氏阿波忌部協力して讃岐開拓し此の地に麻を植え殖産興業の途を開かれ国利民福の基を進め、その祖神天太玉命を祀り、大麻天神おおあさあまつかみ)と奉称しの名を大麻云う。」とある。阿波忌部は麻や穀物普及しながら、この大麻山中心とする讃岐平野の他、西讃仲多度郡まんのう町から琴平町善通寺市三豊市高瀬町に至る地域と、観音寺市粟井町中心とした三豊平野および三豊市財田町豊中町などの地域進出していったと考えられている。 また、18履中天皇の妃の兄にあたる阿波忌部族の一派であった天富命(あめのとみのみこと)の孫である住王(わしずみおう)は、阿波国の脚咋別(あしくいわけ)(海部郡海陽町宍喰)の始祖となったのち、善通寺市大麻町付近に出向き、「大麻神社」を再興した後、飯野山讃岐富士)の近くに居を構え讃岐国造になった飯野山南山麓には、住王を祭神とする「坂本神社」が祀られ、その背後には住王が眠る「住王塚」が残っている。なお、氏子にはその末裔高木氏がいる。

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