2024年10月25日金曜日

新井崎神社 - Wikipedia

新井崎神社 - Wikipedia

新井崎神社

新井崎神社(にいざきじんじゃ)は、京都府与謝郡伊根町新井にある神社徐福渡来の地として有名である。

歴史

創建年代は平安時代998年長徳4年)7月7日とされているが、記録としては文禄年間(1593年1596年)に建立された社を、1671年寛文11年)4月再建に着手し、同年9月16日に完成している。その後石段をはじめ境内が整備され、現在の建物は1961年昭和36年)4月、本殿の修理と上屋が再建された。

徐福伝説

日本全国に残る徐福に関する伝承の一つとして、新井崎神社にも由緒ある伝説が伝わっており、新井崎神社の祭神となっている。

徐福は、始皇帝不老不死の薬を探し求めるよう命じられ、海を渡って新井崎の地に辿り着いた。探したものの、なかなか見つからなかったが、そうであろう「九節の菖蒲と黒茎の蓬」を探し当てた。しかし、海が荒れるなどして帰る機会が無くなり、新井崎の地で成仏することになった。徐福は当時日本より文明が進んでいる中国から来たことで、産業にも力を入れたので村人から慕われた。海から漂着した人であることから、漂着地点に近い新井崎神社に祀られ、現在でも信仰の対象となっている。

徐福が求めてきた神桑というのは「九節の菖蒲と黒茎の蓬」であるとされている。黒茎の蓬はからよもぎといい、普通のよもぎと異なって葉の裏の白毛が少なく、よもぎ餅を作るのに適する。生長するともぐさになる。新井崎神社周辺の新井崎海岸(のろせ海岸)に現在も自生している。

交通アクセス

関連項目

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