2024年10月21日月曜日

安曇族と徐福: 弥生時代を創りあげた人たち | 亀山 勝 |本 | 通販 | Amazon

2017年4月11日に日本でレビュー済み
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この本は本当に目からうろこでした。
①弥生人の日本列島への移住は朝鮮半島経由ではなく、古代の呉の国からであった。それは当時の航海技術では、海流の関係で半島経由はかなり困難であった。
②なぜ移住してきたのか。その理由は呉の国が滅亡したからであり、したがってその時期はBC5世紀ころであろう。
③彼らは海人集団であり、同時に貿易に従事し、大陸とも交易していた。その特性を生かして集団移住を希望する人たち(戦争の避難民たち、または被圧迫者)を列島へ運んできた、その中から当時の先端技術を持った人たちも多数いた。そして彼らが当時の日本列島の産業革命を引き起こした。(日本の各地にある徐福伝説はそれぞれ彼らが入植させた集団の居住地だったと考えられる。)
この著者の海事技術への理解の深さと、真相究明への探究心の強さと、またよき小説家の想像力の豊かさがこの本を生んだと思う。とても啓発された本でした。著者に感謝!
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レポート
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2009年5月11日に日本でレビュー済み
この本を読み終えて友人である著者がいかに文字のない時代を推察したかその苦労が良く解る労作です。海流を考え航海術に秀でた安曇族がいなければ弥生時代の産業革命は無かったとの視点は画期的です。徐福の貢献についてもこれからの課題としてだんだんと証明されることを期待しています。古代にロマンを求める皆さんに紹介できる参考書にもなりますのでお勧めします。

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