【日本とイスラエル】秦氏のルーツ(5)
日本と古代イスラエル人との関連について、久保有政氏のYouTube動画解説「秦氏のルーツ:古代イスラエル、東方基督教との関係」からご紹介いたします。
弓月、ヤマト(雅馬図)、秦氏のいた地(前回の続き)
ヤマトの地を訪れた堀井俊男さんは、・・・ヤマトの地に身を置いて、「奈良盆地を思い起こしました」とも述べている。興味深いことにその秦氏のいたヤマトから、シルクロードを東へ少し行くと、ナラという所もある(那拉提 ナラ・ティ 新疆ウイグル自治区内)。非常な景勝地で、観光地ともなっている。
朝鮮半島の碑
秦氏一族は、安住の地を求めて、こうして東へ東へ行った。そのあと一時、朝鮮半島にもいたときがある。じつは韓国南東部の浦項(ポハン)市に、2世紀に夫婦の延鳥郎(ヨンオラン)と細鳥女(セオニョ)が日本に渡ったことを覚える石碑がある。このあたりから秦氏も船に乗って日本へ渡ったに違いない。
シルクロードの北方ルート
弓月とヤマト(雅馬図)の地にいた秦氏一族は、朝鮮半島を通り、3~4世紀くらいに日本に大挙やって来た。・・・彼らよりも前、紀元前の時代に、いち早く日本に渡来していた天皇家や中臣氏、物部氏、忌部氏、卜部氏など、神道系の人々もやはり古代イスラエル人の末裔と思われる。彼らも新疆ウイグル自治区のヤマトの地を通って、はるばる日本まで来たのであろう。イスラエルから日本に至るシルクロードの北方ルートは、このヤマトの地を通っているからである。
神の道
古代イスラエル宗教は、「神の道」とか「主の道」と呼ばれていた。天皇家や、中臣氏、物部氏、忌部氏、卜部氏など神道系の人々は、古代イスラエル宗教を日本にもってきて、それを「神道」の名で伝えたのである。
日本のヤマト
そののち、紀元後に秦氏もやって来た。秦氏はその古くから日本にあった神道を、さらに発展させ、各地に神社をつくって、神道を民衆に身近なものにした。彼らは、日本に渡来したのち、奈良をはじめ各地にヤマト(大和)の地名を残した、とくに奈良については、「大和はまほろば」と人々に語り継がれた。
「まほろば」
「まほろば」とは何だろうか?それは、優れて良い場所を意味する古い言葉で、「まほら」から来た言葉だ。「まほら」は、ヘブル語の「マフラ」(mahelal 優れて良いの意)から来たに違いない。 (久保有政氏の解説からの引用は次回に続く。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。
旧約聖書 創世記 26章12~16節
イサクはその地に種をまいて、その年に百倍の収穫を得た。このように主が彼を祝福されたので、彼は富み、またますます栄えて非常に裕福になり、羊の群れ、牛の群れ及び多くのしもべを持つようになったので、ペリシテびとは彼をねたんだ。
またペリシテびとは彼の父アブラハムの時に、父のしもべたちが掘ったすべての井戸をふさぎ、土で埋めた。アビメレクはイサクに言った、「あなたはわれわれよりも、はるかに強くなられたから、われわれの所を去ってください」。
主はイサクを祝福された
イサクは神に従い、勤勉に働いたことでしょう。種をまいたのはイサクであり、毎日、毎日、手をかけて育て、その結果、百倍の収穫を得ました。イサクは富み、ますます栄えて非常に裕福になり、羊の群れ、牛の群れ、多くのしもべを持つようになりました。それは神様が祝福されたからだと記されています。もちろん、イサクが労したのです。しかし、神の祝福がなければ、そのような労は空しく、実を結ぶこともなかったことでしょう。このように、神に従い、勤勉に働く者を、神様は豊かに祝福してくださいます。神に感謝して、また神に従って、勤勉に働くべきでしょう。しかし、ペリシテびとはこれを見て、ねたみ、アブラハムのしもべたちが掘った井戸、すなわち、今はイサクのものである井戸を土で埋めたとあります。それは自己中心です。神が喜ばれることではありません。イサクに見習い、イサクを敬い、自分たちも神に従った生活をすべきだったのではないでしょうか。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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投稿者: 吉村 忠敏
全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。
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