2024年2月20日火曜日

ビジネスの本質を理解する「聖書」の価値観について | デザイン情報株式会社 | 埼玉県戸田市のデザイン会社

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マタイによる福音書:使徒となったマタイの著とされる。イエス・キリストの系図、誕生の次第、幼年時代、公生涯の準備、ガリラヤ及びその周辺での公の活動、ガリラヤにおける私的な活動、ユダヤにおける活動、イエスの死と復活。最後の晩餐のモチーフである。
マルコによる福音書:著者はマルコとされる。異邦人の改宗者に向けて、キリストの教え導く業、死、復活、救い主の力強い御業を語る内容。贖罪をメシヤとしての使命の中核として強調している。
ルカによる福音書:著者はパウロの弟子の医師であるルカとされる。イエスの生涯と教えを詳述し、キリスト教の真理性を史実に基づいて証明しようとした内容。
ヨハネによる福音書:著者は使徒ヨハネであるとされてきた。洗礼者ヨハネの洗礼に始まるイエスの公生活、弟子たちに個人的に語った言葉とイエスの処刑にいたる経緯、イエスの復活までの内容。
使徒言行録:使徒ペトロパウロの活躍を中心に描いたキリスト教の最初期の様子。キリスト教が異邦人へと広がっていた様子が記録されている。構成は、キリスト教宣教の準備、エルサレムにおける宣教、ユダヤとサマリアにおける宣教、異邦人宣教の開始、パウロの世界宣教となっている。
ローマの信徒への手紙使徒パウロの手によるとされる書簡。イエス・キリストへの信仰を通して得られる救いである。神の恩寵、人が義と決定させられるのは、信者の側の信仰と結び付いた、神の側のこの恩寵のみによるとする。ユダヤ人にも異邦人にも、誇ったり自分を他の人よりも高めたりする理由は何もないとする。
コリントの信徒への手紙1:使徒パウロと協力者ソステネからコリントスの教会の共同体へと宛てられた手紙。共同体の分裂に対して「信仰によって一致してほしい」と望む内容。アガペーについて語る「愛の賛歌」を含む。
コリントの信徒への手紙2使徒パウロと協力者テモテからコリントの教会の共同体へと宛てられた手紙。内容は、パウロの内面的困難、コリントの信徒たちへの思い、慈善活動のすすめ、特にエルサレムの共同体支援の願い、パウロに対する批判への反論、コリントの信徒への配慮、結びのあいさつとなっている。
ガラテヤの信徒への手紙使徒パウロの手によるとされる書簡。律法とキリスト教徒の関係についての内容。律法の遵守なしに人間は義化されえないという立場に対する反論を含む。
エフェソの信徒への手紙使徒パウロの著とされる。エフェソのキリスト者共同体にあてて書いた手紙。福音がもたらす恵み、キリストによって異邦人にもたらされた救い、日々の生活におけるすすめなどについて書かれている。
フィリピの信徒への手紙使徒パウロフィリピのキリスト者共同体にあてた書簡。ローマで獄中にあったパウロは自らの苦難のなかで神を賛美し、また同じく周囲の無理解と迫害、さらに教義上の対立にさらされるフィリピの共同体を慮り、彼らを励まし、キリストの再臨を待ち望むことを勧める内容。
コロサイの信徒への手紙使徒パウロコロサイの共同体へあてて書いたものであるとされる。シンクレティズムの問題に対するキリスト論、あやまちを指摘し、愛の実践に励むよう願う内容。
テサロニケの信徒への手紙1:使徒パウロの書簡でコリントスで執筆されたとされるテッサロニキの信徒に宛てた手紙。信徒らが信仰に生き、愛深い生活を送っていることを感謝し、彼らの疑問に答える内容。
テサロニケの信徒への手紙2:使徒パウロの書簡とされる。キリスト来臨と裁き、不法の者についての警告、救いに選ばれた者の生き方、祈りと勧め、怠惰な生活を戒める内容となっている。
テモテへの手紙1使徒パウロテモテに宛てた教会書簡。教会での儀式や組織、司教、助祭に関するすすめが中心。正しい信仰を保つことへの励ましと偽教師への警告を含む。
テモテへの手紙2使徒パウロテモテに宛てた教会書簡。テモテマルコとともに自分を助けに来てくれるよう求めている。熱意と不動の信仰によって誤った教えに立ち向かうよう求めている。過去に受けた教えに立ち戻ること、迫害の下での忍耐、信仰上のつとめを果たすこと、裁きのときに備えることなどが述べられている。
テトスへの手紙パウロから弟子のテトスに宛てた手紙。内容はクレタにおいて長老と監督者を立ててもらうための依頼とその基準の教示、異教・異端に対する警告。
フィレモンへの手紙使徒パウロの著とされる。協力者フィレモンに宛てて、フィレモンの元を離れた奴隷オネシモがフィレモンの元に戻れるよう「キリスト者としての愛」に訴え配慮を願う内容。
ヘブライ人への手紙:差出人不明の勧告の書。キリストの御業、キリストに生きることを呼びかける内容。キリストが預言者、天使、モーセにまさることを示し、新しい契約が古い契約にとって変わったことを強調する。
ヤコブの手紙義人ヤコブの著とされる。各地に離散するユダヤ人にあてて書かれている。信仰の重要性について再確認してもらうための内容。形式主義、誘惑を神に帰すること、貧富の差で人を分けること、言葉で過ちを犯すこと、自慢や偽証、悪口、高慢、贅沢などを戒める内容。試練における忍耐、よきわざにおける忍耐、その日まで忍耐することが求められている。
ペトロの手紙1使徒ペトロの著とされる。内容は「各地に離散している人々へ」迫害に耐えること、聖なる生活を送ること、キリストにならって忍耐と聖性を示すこと、指導者たちへの助言となっている。
ペトロの手紙2:伝承上は使徒ペトロに帰せられている手紙。偽教師の誤った教えを攻撃しつつ、キリストの再臨が必ずあることを説く。「終末の遅延」の問題を扱っている。キリストの再臨を嘲笑する人々を批判し、信仰を堅く守り、正しく生きるように勧める内容。
ヨハネの手紙1福音記者ヨハネの著とされる。キリストについて、贖罪、聖性、おきてに従うこと、清め、信仰、愛における意義を示す内容。
ヨハネの手紙2福音記者ヨハネの著とされる。内容は、信仰への称賛し、愛の大切さ、偽教師への警戒、異端への対応など。
ヨハネの手紙3福音記者ヨハネの著とされる。ガイオという人物に宛てた書簡。ガイオの活動への賞賛、教会を牛耳るディオトレフェスなる人物には従わず、引き続き善を行うよう激励する内容。
ユダの手紙:著者は主の兄弟ユダと考えられている。内容は、挨拶、偽教師についての警告、信仰者への警告と励まし、賛美の祈りとなっている。
ヨハネの黙示録:迫害に苦しむ信徒を励ますことを目的とし、ヨハネが終末に起こる出来事の幻として見たことを示す内容。ヘンデルの「メサイア第2部 ハレルヤ」のモチーフ。

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