2025年4月10日木曜日

東博の羊と古風な部屋 ふみ函

東博の羊と古風な部屋 ふみ函

東博の羊と古風な部屋

遅ればせながら、東京国立博物館の
「博物館に初もうで~ひつじと吉祥~」展へ。

恒例の干支にまつわる展示も、今年で12回目を迎え、
一巡したとか。


東博芝生羊像


まず前庭で出迎えてくれるのは、
朝鮮時代の羊の石像。
王や両班の墓を守るために造られたもの。


東博芝生羊像2


「伝金庾信墓護石十二支拓本のうち未」。
これも墓守の羊ですか。
顔は羊ながら身体の方は逞しい武人。


羊人


見立ての天才絵師・歌川国芳の「よきことを菊の十二支 」。
十二支の動物が皆もこもこの菊人形状態。
手前の中央が羊さん。
クッキーを貼り合わせたようにも見えて、
草をもぐもぐ食んでいるのも可愛らしい。
さすが国芳!


菊の十二支


二階への階段を上がった正面に飾られている
お正月のお花も毎回楽しみです。
凛とした松竹梅。
梅枝の白っぽい苔も、雪がかかったような趣。


東博正月活け花


いくつにも分かれた展示室は、どれも見応え十分で、
最後は息切れしてしまうほどですが、
展示室合間のスペースもゆったりとしていて好きです。


タイルの部屋扉


一階の15室「歴史の記録」と16室 「アイヌと琉球」の間にある、
中庭に臨んだこのお部屋の美しさ。


タイルの部屋壁


床も壁も天井も、お部屋自体が美術品。


タイルの部屋梁


古風な肘掛椅子に腰かけて、
お庭を眺めるのも贅沢なひとときです。


タイルの部屋肘掛椅子

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