2026年1月5日月曜日

鈴村智久 Tomohisa SuzumuraさんによるXでのポスト 神の存在証明

 
 
鈴村智久 Tomohisa Suzumura
⁦‪@SUZUMURA_Inc‬⁩
カントの批判以後、現代にも有効な神の存在証明の方法は存在するのでしょうか。
実は後期ヘーゲルは「神の存在証明講義」の中で、カントが批判した三つの証明以外にも、神の存在を証明する革新的な方法があることを示唆しています。 pic.x.com/tGp6E4ERV0
 
2025/09/14 7:26
 
 
カントの批判以後、現代にも有効な神の存在証明の方法は存在するのでしょうか。
実は後期ヘーゲルは「神の存在証明講義」の中で、カントが批判した三つの証明以外にも、神の存在を証明する革新的な方法があることを示唆しています。
その鍵となる議論はすでに『論理学』の「現実性」章で予告されており、メイヤスーもこの問題の重要性に気付いていました。
ただしメイヤスーの場合は、「偶然性」を神(絶対者)として位置付けており、アンセルムスが神に結び付けた「必然性」に対するアンチテーゼ以上の様相論的な発展を見せていません。
ヘーゲルによる存在証明は、偶然性/必然性の様相的な対立を止揚する第三項が存在することを示しており、実質的には「神の様相論的証明」としての性質を持っています。
私が今ここに存在するのは、はたして偶然の産物なのか、それともあらかじめ決まっていた必然なのか、この古くて新しい問いは、実は神の存在を証明するための最初の出発点でもあります。
ヘーゲルがこの問題をどのように分析したのかについては、10/1発売の『現代において信仰はいかに可能か』(ヨベル)の第一章「ヘーゲルの時間様相論」、第二章「ヘーゲルによる神の存在証明(全一六講義解説)」の中で集中的に、かつわかりやすく説明を試みています。
本書巻末の「人名索引」をチェックしていただくとわかるように、この本ではヘーゲルに次いでメイヤスーの哲学についても多く言及しています。
現代において「神」を考える上で、ヘーゲルと共にメイヤスーの議論は極めて重要な問題を提起しています。
現在、出版社の代表から本書への予約や問い合わせが相次いでいるというありがたい御声をいただいております。
在庫切れになる前に初版本を最速で入手したい方は、ヨベル、教文館で今のうちに御予約をよろしくお願い致します。
紀伊国屋書店では発売日前後に販売画面が登場する予定です。

ヨベル
yobel.co.jp/info/book20251…

教文館
shop-kyobunkwan.com/4911054581.html

特集記事(目次あり)
note.com/afterfinitude0…

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