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実は紀元前9~7世紀頃の古代イスラエルでは、ヤハウェのパートナーとして母神アシェラが崇拝され、紀元前7世紀頃にもエレミヤ書(44:16-18)が伝える「天の女王」崇拝が興隆していましたが、これらの女神たちとソフィア(知恵)の関係について、山口里子が驚くべき研究を報告しています。
「女神たちへのこのようなポピュラーな礼拝と、古代イスラエルのほとんどすべての家庭で発見されてきた小さな女神像との関係も、考えてみたくなる事柄の一つです。そのような小土像は古代イスラエル史の全期間を通して見られました。ところが、それらは紀元前6世紀に突然姿を消します。このことと、知恵なる神(ギリシャ語でソフィア、ヘブル語でホクマー)というユダヤの女神イメージがヘブル語聖書の中に出現したのが、同じ紀元前6世紀頃であったということとの関係を考えてみるのも、興味のひかれることです」(『マルタとマリア』、p.92)
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