2025年3月27日木曜日

青野靖之 桜開花研究


昔は,東京では4月上旬の入学式の頃に咲いていた桜が,今では卒業式の頃に咲くようになってきているのです。これは,太陽活動の活発化や気候変動により,東アジアや日本の広い範囲で気温の上昇が起きているからではないかと,大阪公立大学の青野靖之准教授はみておられます。歴史書などで日本固有のヤマザクラの開花時期を分析している青野准教授によれば,ヤマザクラの記述が確認できた記録の始まりは,西暦812年。平安時代には,当時の右大臣が現在の暦の4月中旬に花見をした記録が残っているほか,江戸時代でも4月の中旬から下旬に満開の時期を迎えたという記述がみられ,この満開の時期は江戸時代後期の1820年以降,早くなる傾向にあるとのことです。現在のソメイヨシノは,江戸時代後期にエドヒガンとオオシマザクラの品種がかけ合わされてできたとみられており(NHKサイカル),

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