2025年3月22日土曜日

『仏教 と 使徒トマス』本当にトマスは大乗仏教の成立に影響を与えたのか?

『エリュトラー海案内記』などを読むと状況的に使徒トマスがインドに来ることは不可能ではなかったでしょう。ケララ州などの伝承からはかなり早くからインドにユダヤ教徒が来ていたと推察できます。
仏教への影響というより混交があったと自分は見ています。『法華経』の超越的な記述は原始仏教から逸脱していますが、ここにも何らかの論争?を通じた他宗教(ミトラ教も含む)との相互交流があり得たと見ています。

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1602年にマテオ・リッチにより刊行された坤輿万国全図(こんよばんこくぜんず)では、ユダヤを如徳亜と表記している。

1602年にマテオ・リッチにより刊行された坤輿万国全図 (こんよばんこくぜんず)では、ユダヤを如徳亜と表記している。 大片蟠桃『夢ノ代(ゆめのしろ)』でもユダヤを如徳亜と表記している。 江戸時代、一時期、一部の知識人の間で、徳の字がユダヤを連想させるものだった...