神道とユダヤ (119) 高天原 2024/08/15
高天原という言葉は
どこから来たのでしょう?
古代日本人は全て
渡来人ですから
渡来人が持ってきた言葉と言えるでしょう
聖書を見ると
古代イスラエル民族の父祖
アブラハムは
カナンの地
今のイスラエルに来る前に
一時ハランという所にいました
また
アブラハムの孫のヤコブも
ハランに20年間滞在していました
そして
そこから
カナンの地に来て定住します
ハランは
イスラエルの北方
現在のトルコ東部の
タガーマ州と呼ばれる所にあります
つまり
彼らは
タガーマ州のハランから
カナンの地にやって来ました
タガーマのハランは
イスラエル民族のゆかりの地です
このタガーマのハランが
日本では
「タカマのハラ」
(タカマがハラ)
つまり
高天原になったと
神道学者の小谷部全一郎は
述べています
ここの
タカマのハラ
タカマがハラの
「の」と「が」は同じ意味です
実際
イスラエル民族の父ヤコブは
タガーマ州のハラン
タガーマのハラン=高天原
に行く手前で
啓示夢を見ます
その夢は
天と地の間に
掛けられたハシゴを天使たちが上がり下りしている光景でした
この天上界と天使降臨の
イメージが
タガーマのハランに結ぶつけられ
高天原となり
天孫降臨の観念につながっていかます
一方
イスラエル人の
アビグドール教授は
「タカ・アマ・ハラ」は
ヘブル・アラム語で
「最高の高き台地」を意味しています
いずれにしても
高天原は
本来 天上界のことではなく
地上の別の地域を指していたと言えます
天皇家の祖ニニギも
中臣氏の祖コヤネも
その高天原から
葦原中国
(あしはらのなかつくに)=日本にやって来ました
中国(なかつくに)とは
天の黄泉の中ほどにある国という意味です
では
何故
日本は「葦原」と呼ばれたのでしょうか?
日本は
「豊かな葦原の国」ということで「豊葦原の国」とも
呼ばれています
イスラエル人の学者で
ヨセフアイデルバーグは
イスラエル人が住んだ
「カナン」の地はヘブル語の
「カヌー・ナー」=葦原の意味であると指摘します
つまり
古代日本にやって来た人々は
かって
自分たちの住んでいたカナンの地にちなみ
日本をもカナンの国
つまり
「葦原の国」と郷愁の思いから
呼ぶようになります
つづく
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