2025年8月24日日曜日

奈良時代、異例の出世 渡来3世で日高ゆかり 高麗福信とは 特別展で紹介(東京新聞)|dメニューニュース(NTTドコモ)

奈良時代、異例の出世 渡来3世で日高ゆかり 高麗福信とは 特別展で紹介(東京新聞)|dメニューニュース(NTTドコモ)

奈良時代、異例の出世 渡来3世で日高ゆかり 高麗福信とは 特別展で紹介

 朝鮮半島の高句麗からの渡来3世で、奈良時代に朝廷の高級官僚「従三位(じゅさんみ)」まで出世した高麗福信(こまのふくしん)(709〜89年)の特別展が23〜31日、埼玉県日高市の高麗(こま)神社で開かれる。東国の武蔵国の地方出身者でありながら、聖武から桓武まで5人の天皇に仕えた福信の人物像を紹介する。

 福信の一族は、高句麗からの渡来人が集まった武蔵国内の高麗郡(現在の日高市など)に移り住んだ。高麗郡の建郡1300年となった2016年から、高麗神社と有志団体「高麗1300」が地元ゆかりの著名人を紹介する特別展「高麗郡偉人伝」を開いており、今回はその10回目となる。

 福信の復元像等身大パネルのほか、福信の死を伝える「続(しょく)日本紀」の複写、福信の署名が入った「東大寺献物帳」の複写などをパネルで展示。武蔵国司の守を務めた福信が、東山道に属していた武蔵国を東海道に移管し、都からの情報伝達の利便性を高めた業績などを紹介している。

 福信が光仁天皇の許可を得て、高麗から高倉に改姓したことも続日本紀に記載されているという。高麗神社の高麗文康宮司は「福信はなぜ5人の天皇の信頼を得たのか。説き起こしていきたい」としている。

 特別展の会場は参集殿2階。入場無料、午前9時〜午後4時。24、31日は識者の講演会があり、別室に申し込み不要のモニター視聴室が用意される。問い合わせは高麗神社社務所=電042(989)1403=へ。(加藤木信夫)

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