徐福公園

山梨に織物を伝えたと言われている徐福ゆかりの場所。
今から約二千二百年前、秦の始皇帝から東の海の「蓬ほ莱山」にある不老不死の仙薬を探すよう命じられた徐福は、およそ三千人の若い男女と技術者を従え、日本に向けて出航します。徐福は蓬莱山を探して、大航海の末に富士山麓へとたどり着き、仙薬を探しましたが、とうとう見つけることができませんでした。故郷に帰ることができなくなった徐福は、この山麓の村で暮らすことにしました。そして、織物の技術を村人に伝え、村はやがて織物が盛んになったという伝説が残っています。徐福に関する伝説は、佐賀県・和歌山県・静岡県など全国各地に残っており、養蚕、捕鯨、造船、紙すきなどの技術を伝授したとされています。明 見湖から徒歩5 分に位置する場所には、徐福雨乞地蔵祠(じょふくあまごいじぞうし)があります。祠の中には、徐福が乗る帆船の模型が展示されています。
住所:山梨県富士吉田市向原8−3212
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