2026年6月15日月曜日

ヒミコの暗号 〈歴史ミステリー小説〉 伊勢谷 武 (著)

 


ヒミコの暗号 〈歴史ミステリー小説〉 


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ヒミコの暗号

以下私的メモ。

祈りとククリ、宗教と暴力が対立する。

同主題の『アマテラス・サーガ』と登場神社はあまり被らない。

こちらは世界歴史を睨んだマクロの視野が特色。

邪馬台国阿波説。ものすごい情報量だが、壬申の乱、仏教伝来と遡行する第一部はわかりやすい。チャットベリタスの設定は絶妙。

山本、藤井などは現実の阿波の郷土史家の名前から採用したのだろう。

しかし一般的阿波説は卑弥呼=アマテラス説をとる。

逆にヤマトトトモモソ姫説は畿内説論者にも受け入れられやすいだろう。

鉄の歴史などは九州説論者にもわかりやすいだろう。

宗教と戦争は淡路島の古代製鉄遺跡が二種あるように古代から意図的に分けられていた。

女性の祈りと男性の覚悟。

特にラストからは著者の覚悟を感じ取れる。

邪馬台国への行程はANYA説をとるべきだろうとは思った。

前作『アマテラスの暗号』の日ユ同祖論的趣向は本書と重ねて検証すべきだ。

紙媒体だと上下1000ページ超え。全体を把握するには紙媒体がいい。


以下当時神社関連読書用私的メモ:

上巻

壬申の乱(ベリタス)55(頁数)

大山寺157

法谷寺208

タタリ谷223

若杉山(ネット)339

日峰神社449

埋蔵文化センター581

善入寺島601


下巻

宅宮(えのみや)神社84

生夷(いくい)神社90

鴨神社95

樫原神社235

水主神社293

宅宮(えのみや)神社(宮司)407



追記:

参考文献

笹田孝至『皇都ヤマトは阿波だった』

藤井榮『古代史入門』

特に後者はkindle版があるのでおすすめ。

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