セマナ・サンタの宗教行列 ― 2013年04月03日
セマナ・サンタの週は、毎日、お祭りの行列が出る。宗教行列=プロセッションと言う。昔、人に教わってそういうものがある、ってことは知ってたんだけど、先週アンダルシアに行って、初めて見た。
山車、というか神輿というか、キリストやマリア様の像が載った台を大勢で担いで、街の中を、結構細い道を通ってゆっくり進んでいく。ずっと動きっぱなしではなくて、2分進んで5分止まるぐらいのペース。止まってる間は、山車は肩から下してある。山車に足がついてることもあるし、取り外しできる足を担いでる人たちが一本ずつ杖代わりに持って歩いていることもある。
山車は普段は当然大事に教会や専用倉庫にしまわれているのだろうけど、セマナ・サンタの週は倉庫のドアが開いていて、行列が始まる前から見えるようになってたりする。上の写真はマラガの、ローマ劇場跡の前あたりで見たもの。
こっちは行進中で、これもマラガなんだけど、キリスト像が違う。同じ市内にもいくつもキリストの山車があるようだ。
山車の前後には、香を焚く金属缶みたいなものを振り回す役の人や、十字架を掲げ持って歩く人、大音量で演奏する鼓笛隊などが連なって歩く。マラガでは、香を振り回してたのは美人の女の子達で、白い衣装とあいまって思わず見とれたのだけど、別の街では、同じ衣装を男性が着て香を振り回していてがっかりしたりする。当然そっちの写真は撮らない。
そうそう、忘れちゃいけないのが、とんがり帽子のマスクの人たち。たいてい巨大なろうそくを持って歩いている。
初日のマラガで、お土産屋さんを通りがかると、なんだかとんがり帽子の人形がたくさん置いてあるなぁと思ったのだけど、それがプロセッションの装束だとは知らなかったので、なんでこんなものがあるんだろうと不思議に思ってた。とんがり帽子といえば、クークラックスクランしか思いつかない人だったので。ルパンのカリオストロの城にも似た格好の悪役がいたかな。
悪役なんてトンでもない。セマナ・サンタの行列では、どうみても敬虔な信徒が大人も子供も男も女もとんがりマスクで行列に参加してる。結構子供が多い。 持ってるろうそくから結構ロウが垂れるんだけど、このロウが縁起物らしく、持ってるハンカチの上にわざわざロウをもらってる人もいた。
マリア様の山車は、こんな風にろうそくが何十本も立ってることが多い。
少し悲しげな表情のマリア様。
で、一緒にあるく鼓笛隊の人たちはなぜか詰襟の学生服みたいのを着てる。金管楽器で、チューバみたいのもあるし、太鼓はでかいのを持っている人もいて、すごい音量が出る。
グラナダの鼓笛隊は、もう少し軍服っぽいものを着てた。この真ん中の娘も美人。
出番前の楽屋いやいやいや教会で待機中のマリア様。これもグラナダ。
同じくキリストの山車。
アルコス・デ・ラ・フロンテラでは、緑のとんがりマスク。
加えて、なぞのフォーメーションを披露するローマ兵の皆さん。
アルコスのマリア像は女性だけで担ぎます。
こちらは夜も更けてからのキリスト像。
賑わう通り。アルコス・デ・ラ・フロンテラの祭りの夜はまだまだ続く。
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