ラッバン=ソウマ
イル=ハン国からヨーロッパ各国に派遣されたネストリウス派キリスト教徒。
ラッバン=サウマーとも表記する。1287年、イル=ハン国のアルグンがヨーロッパに派遣したネストリウス派キリスト教徒。イル=ハン国は、イスラームのマムルーク朝 と対立していたので、キリスト教国と提携することを策し、使節をヨーロッパ各国に派遣することとなった。使節となったラッバン=ソウマは元の大都生まれのモンゴル人で、ネストリウス派のキリスト教徒であった。イェルサレム巡礼に向かう途中、イル=ハン国のハンの使節となってヨーロッパに向かうこととなり、コンスタンティノープル、ナポリ、ローマ、ジェノヴァ、ガスコーニュ、パリを訪れ、詳細な記録を残した。彼が会見したのは、ビザンツ皇帝、フランス王フィリップ4世、イギリス王エドワード1世、ローマ教皇ニコラウス4世などであった。両者の同盟はならなかったが、13世紀の東西の関係が想像以上に密であったことをうかがわせることである。1294年に大都に至ったモンテ=コルヴィノはこのラッバン=ソウマの派遣が契機となったという。
1288年、
フィリップ4世(美王)との
面会
パリ
ラッバン・バル・サウマの
旅
(1280年頃~1294年)
「アルグンは心からキリスト教徒を愛していた。そしてアルグンは
パレスチナとシリアの地へ赴くつもりであった…… 彼は
心の中でこう言った。「もしキリスト教徒である西方の王たちが
私を助けてくれなければ、私はこの願いを叶えることはできないだろう」(第7章)
「そしてラバン・サウマは
旅立ち、
その道中、
数名の
優れた人々が彼と共に
旅立った」(第7章、
1287年)
アバカが
カイド王の
陣営となる。
通行許可の
取得。
ガスコーニュ
(ボルドー)
エドワード1世との
面会
1288年
ホノリウス4世の
死去
1287年
ローマ
ジェノヴァ
ニコラウス4世の
選出
1288年
ナポリ
アンドロニコス2世
1287年
コンスタンティノープル
アニー、
アルメニアアルグンが
1282年に王となる
1284年に王となる
マラガ
ホラーサーン
モスル
エトナ山の
噴火
2ヶ月
バグダッド
1287年6月18日
バル・サウマ
1294年
バグダッドにて死去
タラス
カシュガル
ホータン
(6ヶ月)
ラッバン・バル・サウマ
とラッバン・マルク
エルサレムへ出発
タンクト
バル・サウマの
誕生と
北京にて
ハン・バリク
(北京)
カウシャン
Meeting with
Philip the Fair
in 1288
Paris
VOYAGES OF RABBAN BAR SAUMA
(circa 1280-1294)
"Arghun loved the Christians in his whole heart. And Arghun
intended to go into the country of Palestine and Syria... He said
unto himself "If the Western kings, who are Christians, will not
help me I shall not be able to fulfill my desire" (Chap VII)
"And Rabban Sauma set out
Meeting with
on his journey, and there
went with him a number if
excellent men" (Chap VII,
1287)
Abaka becomes
Encampment of
king Kaido.
Obtention of
travel permits.
Gascony
(Bordeaux)
Meeting with
Edward I
in 1288
Death of
Honorius IV
in 1287
Rome
Genoa
Election of
Nicholas IV
in 1288
Naples
Andronicus II
in 1287
Constantinople
Ani,
Armenia Arghun becomes
King in 1282
King in 1284
Maraghah
Khorasam
Mossul
Eruption
of the Etna
2 months
Baghdad
June 18, 1287
Bar Sauma
dies in 1294
in Baghdad
Talas
Kashgar
Khotan
(6 months)
Rabban Bar Sauma
and Rabban Mark
leave for Jerusalem
Tangkut
Birth and
education of
Bar Sauma in
Pekin
Khan Balik
(Pekin)
Kawshang

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