2026年2月13日金曜日

日本語の真実: タミル語で記紀、万葉集を読み解く | 田中 孝顕 |本 | 通販 | Amazon


https://www.amazon.co.jp/日本語の真実―タミル語で記紀、万葉集を読み解く-田中-孝顕/dp/4344011996
  • 紫陽花
    2007年1月7日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 単行本Amazonで購入
    個人的に前々から大野普氏の壮大なロマン溢れる「タミル語=日本語起源」説のファンであった。本書は大野説に対する従来の言語学会の批判に対する反論をまず述べ、次いで万葉集、古事記、日本書紀がタミル語によってどう読み解かれるかを述べた画期的な書。検証に当たっては、大野氏が既に使用した実例は避けて別の例を使うという沈着冷静な姿勢である。

    まず、現在のヨーロッパ流の比較言語学が通用するのは"インド・ヨーロッパ語族"に限る事を言語の分布法から述べ、日本語のようなクレオール語(他国から入って来た言語のカタコト言葉が次の世代の母国語になる意)には当てはまらない事を理路整然と説く。これが大野説を比較言語学の立場から批判する陣営への反論である。

    そして、万葉集、記紀で謎とされていた言葉をタミル語で読み解く試みを行なう。現代朝鮮語で古代日本語が読める等と言うどこかのトンデモ本とは次元の異なる高度な分析で読む者を驚かせる。とても全ての例は紹介できないが幾つか。まずは持統天皇の有名な以下の短歌。

    「春過ぎて 夏来たるらし 白妙の 衣干したり 天の香具山」

    これをタミル語で解釈し、「衣=太陽」として新鮮な解釈を行なう。この他、「明日香」を何故「飛鳥」と書くかタミル語で自然な解釈をする。また「ホトを箸で突いて死ぬ」という隠微な感のある文をタミル語による解釈で「水の神への身投げ」という神話的に自然な意味に捉える。この他、多くの実例が載せられている。

    孤立感のあった大野説だが、本書はその"後押し"をする有力な検証の書である。「タミル語=日本語起源」説の発展・展開に大きく寄与する良識溢れる学究本。
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  • あいび~
    2020年6月16日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 単行本
    出雲王朝の本家である富家の伝承によると
    インダス文明を作ったドラヴィダ語族がアーリア人の攻撃によって各地に散らばりその中のクナト族はクナ王国今のグナに住んでいて、4000年以上前にクナト王はブリヤート人の商人の手引きで皆でバイカル湖経由してアムール川を下って日本にやってきて山内丸山にしばらく定住したあと気候変動で南の越を経由して砂鉄の取れる出雲に出雲王朝を作りました。
    出雲王朝は、徐福(記紀ではスサノオ、ホオリ、饒速日)によってヤチホコ(記紀では大国主)とコトシロヌシが暗殺されますが、徐福やその子孫が出雲王家と婚姻を繰り返していたのと、神武王朝つまり徐福の子孫の物部が飛鳥に王朝を建てる前は、出雲王家が奈良でコトシロヌシの子雨村雲が王朝を建てていたのもあって飛鳥では普通に出雲のドラヴィダ語、タミル語が話されていたのではないでしょうか。
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  • tani
    2006年7月28日に日本でレビュー済み
    フォーマット: 単行本Amazonで購入
    日本語神話がタミル語で解読できるというので、またトンデモ本か、と最初は思ったが、幻冬舎がそのようなものを出すわけはないか、と買ってみたが、読んで驚いた。数詞対応から日本書紀、古事記、万葉集などの神話がタミル語だと実に合理的に解釈できるのである。ことに驚いたのは、万葉集の「我妹子の額に生いたる双六の…」という謎の歌が、極めてすっきりと解けている点である。

    著者は様々な文献を引用し、タミル語批判論者の批判を具体的に、小気味いいまでに論駁する。更に博覧強記なその内容は、専門の学者が書いたものと全く遜色ないどころか、それ以上と言っていい。また真に革命的、といってよい内容である。

    今後は古事記や万葉集を解釈する際、タミル語抜きにしては信用できないものとなるであろう。fototogisu(ほととぎす)はタミル語でvacantakosiと対応し、「(お)たまじゃくし」はtavalaikkuttiである等々の多音節対応の発見、さらに圧巻は天孫降臨と高天原の住所をタミル語で解いたところである。

    ともあれ、私はかつて、これほど明快かつ論理的に日本語の語源を解いた本を知らない。万人必読の書と言えるであろう

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JBOSS🇯🇵さんによるXでのポスト

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