2026年1月21日水曜日

第32回 阿波古代史講座(前半)「柿本人麻呂の謎を解く」



266 近江の湖、夕波千鳥、汝が鳴けば、心も萎に古思ほゆ 
266 近江の湖水。その夕波に鳴く千鳥よ。公樣が鳴くと云ふと、自分は、意氣が銷沈して、昔の事が思はれてならぬ。
(傑作)

以下藤井榮
古代史入門

古代史入門
(7) 【柿本人麻呂】
柿本人麻呂の時代における人物年齢比較

 天智天皇 ( 38代)626 ~671年(46歳)在位 668~671年
 天武天皇 (40代)631?~686年 (56歳)在位 673~686年
  持統天皇 (41代)在位 690~697年645 ~702年(58歳)
中臣鎌足614~ 669年(56歳)
   藤原不比等 659~720年 (62歳)
   柿本人麻呂660頃~724年(65歳)

柿本人麻呂の時代における人物年齢比較
① 《人麻呂は、なぜ次のような歌を歌ったのか。》
【万葉集巻三 266番】 柿本朝臣人麿の歌一首
あふみ
こころ
いにしへ
『淡海の海 夕波千鳥 汝が鳴けば 情もしのに古ゆ』
【現代語訳】
近江の海の夕波に飛ぶ千鳥よ、お前が鳴くと心もうちなびいて、しみじみと
昔のことが思われることだ。
(日本古典文学大系 4 「万葉集一」岩波書店参照)
あわうみ
※通説の解釈には、いつもしっくりこないものを感じる。 やはり舞台が違うのだ。
通説は「淡海の海」を滋賀の近江と解しているが、前述のとおり「淡海」すなわ
ち「阿波の海」のことである。 人麻呂は、阿波から奈良へ遷都されたことに何と
もやるせない心情を吐露しているのである。
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