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鴨蝦夷に関しては、明らかに「歴史の裏で暗躍する人」なので詳細は割愛しますが、蘇我一族は
・歴史上で唯一天皇を暗殺している
・権力の独占/皇室への越権行為
を行い、古事記・日本書紀が出来るより前の「歴史書」を持っていたことが日本書紀の記録によって明らかになっています。
仮に蘇我蝦夷が「大王か大王に次ぐレベルの権力者」だとしたら、異民族であるはずの「蝦夷」という名前を自分につけるはずがありません。
自身が本当に「エミシの一族」でない限りは…
それでも「蝦夷」ではなく「毛人」という漢字を当てると思いますが。
興味深いことに、日本書紀以前の史料が含まれる「上宮聖徳法王帝説」には、蘇我蝦夷の本名は蘇我豊浦毛人(そがのとゆらのえみし)だと記録されており、日本書紀にも蘇我蝦夷の通称は豊浦大臣(とゆらのおおおみ)だと記録されています。上宮聖徳法王帝説には、明確に「毛人」という漢字が使われていますね。
「豊浦」は蘇我氏の居住地(豊浦の地)に由来する通称ですが、古代日本では、居住地や本拠地の地名を個人名の一部として組み込む習慣があったので、蘇我蝦夷の本名が蘇我豊浦毛人であっても何の不思議もありません。蘇我蝦夷よりよっぽど本名っぽいです。
ちなみに、蘇我入鹿の別名も「鞍作(くらつくり)」といい、「蘇我林臣鞍作」「林太郎」「蘇我大郎」ともいわれていました。
こういった名前があるのに、あえて蝦夷という蔑称が使われたのはやはり、政治的な理由がありそうですよね。
・勇敢で強い人物を意味するエミシ(毛人)とは違う「蝦夷」という蔑称を使っていること
・蘇我馬子、蘇我蝦夷、蘇我入鹿の3人とも偽名の可能性があること(1人ならまだ分かるが)
・後世に名前を貶めて記録されるほどの「大罪を犯した」と記録されていること
以上のことから、やはり「蘇我蝦夷」という名前は貶める形で後世に残したのではないか?というのが前回のポストになります。
大化の改新後の歴史の動きを注意深く見ていくと、色々なことが見えてくるのでオススメです。日本の歴史はおもろい。
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