2026年4月12日日曜日

【動画】秋篠宮ご夫妻、トルコで三笠宮さまくわ入れの遺跡へ 受け継がれる地元住民との友好 - 産経ニュース

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秋篠宮ご夫妻、トルコで三笠宮さまくわ入れの遺跡へ 受け継がれる地元住民との友好

動画

トルコのカマン・カレホユック遺跡で、アナトリア考古学研究所の大村幸弘所長の説明を聞かれる秋篠宮ご夫妻=7日(代表撮影・共同)

【アンカラ=吉沢智美】トルコを公式訪問中の秋篠宮ご夫妻は現地時間の7日、首都アンカラの南東約100キロの村を訪れ、平成28年に薨去(こうきょ)した三笠宮さまが発掘を支援した遺跡や考古学研究所など、皇室ゆかりの場所を視察された。ご夫妻は8日に帰国される。

3代にわたり支援

遺跡は直径280メートル、高さ16メートルの丘状の「カマン・カレホユック遺跡」。1986年に三笠宮さまがくわ入れ式を行った。

カマン・カレホユック遺跡(アナトリア考古学研究所提供)

発掘を担う「アナトリア考古学研究所」は、三笠宮さまの発意で設立された「中近東文化センター」(東京)の付属機関として、三笠宮さまの長男、寬仁親王殿下(平成24年薨去)が建設に尽力。完成時には、孫の彬子さまも立ち会われた。

秋篠宮ご夫妻は研究所で、発掘された破片の仕分け作業などをご見学。秋篠宮さまは「獣骨も結構出ていますね」と熱心にご覧になっていた。

同研究所の大村幸弘所長によると、遺跡のある場所はギリシャ、ローマなど数々の文明が栄えた「世界のへそのような場所」。1万年に及ぶ人類の歴史が眠っており、発掘調査では文化の変遷の解明が期待される。

地元住民との良好な関係、今も

同遺跡が大きく注目されたのは、2009年。製鉄が始まったとされていた時代よりも、さらに千年ほど前の地層から鉄製品が出土し、話題を呼んだ。人類の歴史は石器から銅や青銅、そして鉄の時代に変遷していったと考えられており、同研究所は「文化編年の再構築」を目標に掲げ、調査を続けている。

ただ、その道のりは険しい。発掘開始から約40年で掘り進められたのは10メートル程度で、全容を発掘するには、さらに70年以上の時間を要するという。また、遺跡から発掘される膨大な遺物を整理するためには、人手も必要だ。大村所長は、「地元の協力があって、はじめて研究ができるというのが殿下方のお考え」と説明。三笠宮さまが大切に築いた地元住民との良好な関係は、今も続いているといい、「なんとしても次の代に渡したい」と力を込める。

歴史たどり、次世代とご交流 秋篠宮ご夫妻トルコご訪問同行記

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